2008年06月08日

今そこにある世界食糧危機

2008年4月25日
今そこにある世界食糧危機(要約)
061107H 安谷屋 邦尚

通常なら6月初めに雨が降り、東アジアの国々に必要な食糧をもたらす。もしこの時期がずれてしまうとインドでは穀物の生産量は20%、量にして3000万tの不足が生まれる。
オーストラリアでの干ばつ、バイオ燃料への穀物の転用等が現在の食糧危機の原因となっており、この危機に対して余剰のある国は備蓄管理を厳しくし、輸入に頼る国は争うように確保しようとする。この流通の抑制と買いだめが必要以上に問題を悪化させ、さらに供給不足まで引き起こしている。この供給不足の影響を受けるのは所得が低い貧しい国である。また、この供給不足価格上昇の影響を受けるのがアフリカ諸国である。これらの国では輸入量は減っているにも関わらず、支払う金額が増えてしまっている。
インドや中国が自国で穀物が調達できず、世界市場で調達するようになると世界中の穀物を食いつぶす事態になってしまう。
この事態を避ける為にこれらの地域に世界的な経済援助を行うべきである。

以上


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Posted by 安谷屋 邦尚 at 14:40│Comments(0)レジュメ
 
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